シャトー・シミアン

ストーリー

地理
シャトー・シミアンは南仏オランジュから数キロメートルのマッシフ・ドゥショーの麓の小さな町、
ピオランに位置します。
シャトー・シミアンは
AOCシャトー・ヌフ・デュ・パップ、
AOCコート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ マッシフ・ドゥショー、
AOCコート・デュ・ローヌ、
VDPドゥ・ラ・プランシポーテ・ドランジュ・クレーレット
と多くのワインを造っています。

歴史
シャトー・シミアンの歴史は1920年頃から始まります。
数々の幸福な偶然が重なりあって、現在のドメーヌが出来上がりました。

当時の所有者、シミアンの名を持つ最後の女性ソフィ・シミアンには、後継者が一人もいませんでした。
そのため自分の住まいを、長年献身的に仕えてきた若い女性マルセル・ラドゥレに遺すことに決めます。
数年後、幸運な相続人マルセル・ラドゥレの娘、マドレーヌが結婚適齢期を迎えました。
ちょうどその頃、少し離れたシャトーヌフ・デュ・パップの村でブドウ栽培に情熱を燃やしていたのが、
若かりしブドウ栽培者イヴ・セルギエールでした。
彼は父親マルセルから畑を相続したばかりでしたが、この畑は父マルセルが20世紀の始めに、
ブドウ畑の創始者イポリット・セルギエールから相続したものです。
さて、マドレーヌと出会ってから、イヴはこれまで以上にワイン造りに情熱を傾けるようになりました。
1955年、2人はシャトー・シミアンで生活をはじめ、1957年には息子ジャン・ピエールが誕生します。
ジャン・ピエールはブルゴーニュ地方ボーヌでブドウ栽培を学んだ後ドメーヌに戻り、
ブドウ栽培に従事し始めました。

自分たちが栽培して醸造したワインを、自分たちのドメーヌで瓶詰めすることが
数世代にわたり彼らの夢でしたが、1981年、それがついに実現のものとなりました。
その後ジャン・ピエールの妻がブドウ畑の修復と拡大に取り掛かり、そのようにして家族が一丸となって、
現在の素晴らしいドメーヌへの道が開かれていったのです。

ブドウ畑
土壌は丸い小石の多い、粘土・石灰質土壌(アルプスの洪積層)
オランジュのシャブリエール地区には合計2.25haの3つの畑があり、
シャトー・ヌフ・デュ・パップのガリマルド地区には0.75haの畑があります。
樹齢:グルナッシュ60年、シラー35年、サンソー35年、ムールヴェードル10年、ヴィオニエ16年
<主要ブドウ品種>
赤ワイン用ブドウ:グルナッシュ、カリニャン、サンソー、シラー、ムールヴェードル
白ワイン用ブドウ:ヴィオニエ、グルナッシュ・グリ、グルナッシュ・ブラン、クレーレット、ルーサンヌ、マルサンヌ

概要
生産国 フランス
地方 ヴァレ・デュ・ローヌ
アペラシオン シャトーヌフ・デュ・パプ

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