ル・クロ・ドゥ・カヴォー

ストーリー

地理
クロ・ドゥ・カヴォーのある小さな町ヴァケラスは、南仏の観光名所であるオランジュの東20km,アヴィニヨンの北西35kmに位置します。20haのブドウ畑は、コンタ・ヴネサンの平野を見下ろすダンテル・ド・モンミライユの斜面に広がる、標高200mのところにあります。
この地は標高が高いというだけでなく、他と隔てられた地続きの場所に位置します。このことが、ブドウ畑に特別な環境をもたらすのです。周囲は地中海の森に守られ、微気候と地理にも恵まれた、自然農法にはまたとない望ましい環境です。

歴史
1976:ジェラール・バンジュネ(現在のオーナーの父親)がドメーヌを購入
1986:化学合成物質を使わない栽培の開始
1989:正式にビオロジック栽培へ移行
1993:アンリ・バンジュネ・フィスへのドメーヌの継承
2004:バンジュネ家ドメーヌへ移り住む
2006:フローランス・クレットが醸造責任者に就任

ブドウ畑
クロ・ドゥ・カヴォーは14.05haの畑を所有し、下記の通り栽培しています。
2ha:平野のヴィオレに位置し、赤及びロゼのAOCコート・デュ・ローヌを生産しています。ブドウ品種はシラー50%、グルナッシュ50%。
11.87ha:ブドウ畑はドメーヌを取り囲むように広がり、AOCヴァケラスを生産しています。ヴァケラス・ルージュのブドウ品種はグルナッシュ70%、シラー30%。素晴らしくブドウの出来が良い年にしか作られない、ラオ・ミューズのブドウ品種は、グルナッシュ60%、シラー40%です。
<主要ブドウ品種>
赤ワイン用ブドウ:グルナッシュ、シラー
<生産本数>
10000本:コート・デュ・ローヌ
55000本:ヴァケラス

自然農法
自然農法によって見えてくるのは、有機ブドウ栽培をすることへの優越感ではなく、その重要性や欠点のない素晴らしさ。
クロ・ドゥ・カヴォーは、エコセールやビオスイス、ソイル・アソシエーションなどの、オーガニック認定団体による指南書に従がってワイン造りをしています。例えば、遺伝子組み換え生物の不使用やSo2使用量の削減など、それらすべてが、よいワインを造るために大切な要素です。
消費者を思い、ワイン造りの手間を惜しまないこと。ここから独自性をもった健全な高品質のワインが生まれます。有機栽培は農業の方法であるだけでなく、日々技量を豊かにし絶え間ない探究心を抱かせる、ワイン造りのエスプリであり、倫理でもあるのです。

受賞
ヴァケラス1995 ジェネラル・アグリコール・ドゥ・パリコンクール 銅賞
ヴァケラス2000 コンクール・ドゥ・マコン 金賞
ヴァケラス2000  ジェネラル・アグリコール・ドゥ・パリコンクール 銀賞    
             アヴィニヨン見本市 銀賞
ヴァケラス2001 ランボー賞金賞 コンクール・デ・ヴァン・ジュリィ・コンソマトゥ・ドゥ・ヴァケラス
ヴァケラス2003 ジェネラル・アグリコール・ドゥ・パリコンクール 金賞
ヴァケラス2003  コンクール・ヴィニュロン・アンデポンドン・ドゥ・ブロワ 金賞

概要
生産国 フランス
地方 ヴァレ・デュ・ローヌ
アペラシオン ヴァケラス

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