レ・ヴィニョロン・ドゥ・ラジゲール

ストーリー

地理
レ・ヴィニュロン・ドゥ・プラネーズ・ラジゲールは、コルビエールとルーションの間、ピレネー山脈の支脈に位置します。ランサック、プラネーズ、ラジゲールの村はフヌイエード地域に属し、伝統に彩られたこれらの村は、ブドウ栽培に力を注いでいます。

歴史
この地では2000年前から既にブドウ畑が存在しており、数世紀に渡りワインを醸造・販売していました。1919年に設立されたヴィニュロン・ドゥ・ラジゲールは、ランサック、プラネーズ、ラジゲールの3つの村にある80のブドウ栽培者が集まってできた、ルーションで最初の協同組合です。
1975年には、AOCコート・デュ・ルーション、AOCコート・デュ・ルーション・ヴィラージュが認定されました。また、ラジゲールはすぐにルーション・ヴィラージュに格付けされました。今日、生産量の約半数は輸出されています。

ブドウ畑
合計600haのブドウ畑から20000hlのワインが作られています。機械を使うことが禁じられているため、栽培は全て手作業で行われます。ブドウ畑はほとんどがAOCに格付けされており、下記の2つのゾーンに分けられます。

南部
プラネーズ村とラジゲール村の、土中深くにわずかばかりの水分を蓄えた片岩質土壌の斜面が広がる地区で、その生産量は1haあたり30hlです。この地区はコート・デュ・ルーション・ヴィラージュの赤ワイン、天然甘口ワインの生産に向いています。

北部
ランサック村の深い花崗岩土壌の地区で、生産量は1haあたりおよそ45hlです。造られるワインは柔らかく若いうちから飲めるタイプで、コート・デュ・ルーション・ロゼやリヴザルトの生産に理想的な地区です。収穫は手作業で行われ、やせた土地のため、1株から収穫されるブドウはボトル1本分程度です。

<主要ブドウ品種>
赤ワイン用ブドウ:グルナッシュ・ノワール、カリニャン、シラー、サンソー
白ワイン用ブドウ:グルナッシュ・グリ、グルナッシュ・ブラン、マカブー、ミュスカ・ダレクサンドリ、ミュスカ・プティ・グラン

概要
生産国 フランス
地方 ラングドック・ルーション
アペラシオン コート・デュ・ルーション

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