ドメーヌ・ペレフィカード
地理
ドメーヌは、ラングドックのエロー県、モンペリエとベジエの間に位置する、ピネ村のブドウ栽培地域にあります。この地は、石英質の砂利で覆われた粘土質石灰土壌の台地からなります。
大地は緩やかな傾斜でトー湾に向かって下がっています。気候は地中海性気候で降雨量は少なく、年間平均気温は13.5℃と温暖。湾と海が近いおかげで春の霜の心配もほとんどなく、「マラン」や「トラモンタン」、「ミストラル」といった風が、ブドウの品質を保つ上で重要な役割を果たしています。
歴史
レ・ゴージャルは1744年からピネにありますが、それはアントワーヌ・ゴージャルが、ピネでアンヌ・ギナールと結婚したのが1744年2月16日だからです。このよき日に、この美しい場所で、ドメーヌの歴史が始まったのです。
ルドヴィック・ゴージャルは、複数の農業組合の代表を務めていました。1909年、彼は樽のカーヴを作り、1925年にはラ・プリーム・ドヌールを受賞しました。
その名誉をたたえ、ドメーヌの主要ワインAOCピクプール・ドゥ・ピネをキュヴェ・ルドヴィックと名づけました。
ブドウ栽培
45haのブドウ畑は海と湾に近く、南の太陽を存分に浴び、トー湾の爽やかさがもたらすおだやかな気候を受けます。こういった特別な環境のなかで、ブドウの樹はのびのびと成長してゆきます。
醸造、温度調整、濾過などには近代技術を取り入れていますが、このことが後押しし、世代を超えてドメーヌのワイン造りの技量は倍増しています。それにより、南仏の白ワイン、赤ワインの質への新たな要望に応えることができるのです。
こうして造られたワインは、独自性と個性をもったこの造り手特有のワインであり、ドメーヌ・ゴージャルのモットー「品質第一」に値するものです。
ワイン販売所
ワイン販売所は1994年ルドヴィック・ゴージャルの意思を受け継ぎ、今なお多くいらっしゃるお客様を迎えるために作られました。そこは理想的で心地よい場所です。
主要ブドウ品種
白ワイン用ブドウ:ピクプール、シャルドネ、ルーサンヌ、ソーヴィニヨン
赤ワイン用ブドウ:カリニャン、グルナッシュ、シラー、メルロ
受賞
AOCピクプール・ドゥ・ピネ キュヴェ・ルドヴィック・ゴージャルは、1983年84年、85年、86年、89年、90年に、コンクール・ジェネラル・アグリコール・ドゥ・パリで、品質の証明となる数多くの金賞を受賞しました。
生産国 | フランス |
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地方 | ラングドック・ルーション |
アペラシオン | コトー・デュ・ラングドック |
商品一覧
1985年にAOCに格付けされて以来、ピクプールはラングドックのブドウ畑のなかでも特別な存在になりました。魚料理や甲殻類、貝類、またグリーンアスパラといった野菜との相性も楽しめます。和食との組み合わせも試していただきたい一本です。
サービス温度:8℃~10℃
ラングドック・ルーション AOCコトー・デュ・ラングドック