コトー・デュ・ラングドック
ラングドック地方には、古代ローマ人がブドウを植え始めた中央山地があり、その地と地中海に挟まれた地域に、フランス最古のブドウ畑が存在します。
ラングドックの土壌はたいへん多様で、それぞれの地で個性の強いワインが造られます。
グルナッシュ種、シラー種、ムールヴェードル種のブレンド(最低50%)をベースに造られる赤ワインは、ビロードのように滑らかでエレガント。カシスやラズベリー、スパイス、胡椒を連想させます。
白ワインには伝統的なブドウ品種、グルナッシュ・ブラン、クレーレット、ブール・ブラン、ルーサンヌ、マルサンヌが用いられます。花の香りと果実味が豊かで、時にはアニスやミントを思わせるアロマを放ちます。
ドメーヌ・ペレフィカード
地理 ドメーヌは、ラングドックのエロー県、モンペリエとベジエの間に位置する、ピネ村のブドウ栽培地域にあります。この地は、石英質の砂利で覆われた粘土質石灰土壌の台地からなります。 大地は緩やかな傾斜でトー湾に向かって下がっています。気候は地中海性気候で降雨量は少なく、年間平均気温は13.5℃と温暖。湾と海が近いおかげで春の霜の心配もほとんどなく、「マラン」や「トラモンタン」、「ミストラル」といった風が、ブドウの品質を保つ上で重要な役割を果たしています。 歴史 レ・ゴージャルは1744年からピネにありますが、それはアントワーヌ・ゴージャルが、ピネでアンヌ・ギナールと結婚したのが1744年2月16日だからです。このよき日に、この美しい場所で、ドメーヌの歴史が始まったのです。 ...
詳細を読む