モルゴン
AOCモルゴンは、ボジョレーの主要AOCでヴィリエ・モルゴン村に位置し、その面積は1050haです。細かい岩やもろい片岩質からなる独特の土壌をしており、この地で造られるワインのふくよかで豊満な味わいは、私たちを魅惑してやみません。
ガーネットを帯びた美しい赤色、甘草やスミレ、さくらんぼのアロマ…。AOCモルゴンのワインは少し年を重ねることで味わい深さを増し、やがて飲み頃を迎えます。
使用されるブドウ品種は、ガメイ100%です。
ミシェル・ギニエ
ボジョレー地区のAOCモルゴンの中心地、ヴィリエ・モルゴンでブドウ栽培・ワイン醸造を行うミシェル・ギニエ。「本物」と自負するワインを造ることへの情熱こそが、彼の仕事に多くのインスピレーションを与える原動力となっています。 彼は、自らのワインを“ネオ・トラディショナル”と形容していますが、この、次世代の伝統となりうるモルゴンワインは、彼の情熱を最も良く体現しています。丁寧に作られたワインはエレガントでバランスが良く、モルゴンの風土を感じさせるような余韻が長く続きます。 出来る限り自然に近い形でワイン造りを行うため、彼は現在主流となっているブドウ栽培への取り組み方を改めて見直し、ブドウの樹の生命力を尊重し、成長を注意深く見守るという昔ながらの常識に立ち戻 ...
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