コート・デュ・ルーション・ヴィラージュ

コート・デュ・ルーション・ヴィラージュは、ルーションの北限にあるこの上ない条件の風土・土壌にあり、片岩、石灰岩、花崗岩からなる南向きの急な丘陵に広がっています。
このアペラシオンには32の村が含まれ、その生産量は1haあたり45hlに制限されています。
シラー種やグルナッシュ種、ムールヴェードル種、カリニャン種など、南仏のブドウ品種からつくられる赤ワインは、個性的で力強さと複雑さを備え、濃い色をしています。
黒い果実とスパイスのアロマは、やがて、なめし皮やジビエ、砂糖漬けのプラムへと変化していきます。また、強いタンニンが特徴的で、高い熟成能力を持っています。
カラマニー、ラトゥール・ドゥ・フランス、レケルド、トータヴェルの4つの村はその村名をアペラシオンに付け加えることを認められています。