コスティエール・ドゥ・ニーム
古代ローマ時代以来、ブドウ畑はこのニームの景色に溶け込んでいます。
コスティエールのブドウ畑は、その町とカマルグを見下ろす台地にあり、1986年にAOCに指定されました。多くの砂利を含んだ土壌は近隣の偉大なブドウ畑の土壌とよく似ています。
生産されるのは大部分が赤ワインで、グルナッシュ種とシラー種がベースとなっています。輝きのある、肉付きの良い、芳香が豊かなワインで、しなやかなタンニンを含んでいます。黒い果実、干しプラム、サクランボが、この将来性のあるワインの主要なアロマです。
ヴィニョーブル・ディドロン
地理 レ・ヴィーニュ・ドゥ・ラ・カドネットは、ローマ時代の都市ニームと、地中海の間に70haにわたって広がっています。カマラグ地方にまでは及びませんが既に平原で、ローヌ川沿岸ではありませんが、ローヌ川が大昔に残したケイ質砂利の土壌です。 何度かミストラルが北から吹きつけ谷を一掃しますが、普段は灼けるような太陽が、大地の石とブドウの木を暖めます。この地のテロワール(風土)は、力強い赤ワインや軽やかなロゼワインを造るのに理想的です。 歴史 「カドネット」とは18世紀、歩兵隊が顔の両側に下げていた三つ編のことです。 1860年、ブドウ畑に囲まれた大きな農家が建てられました。畑の所有者はベルニ伯爵とベルニ伯爵夫人。ドメーヌ・カドネットの名は、果樹の枝が絡み合う様子を三つ編にな ...
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