フィトゥー
フィトゥーがAOCに認定されたのは、1948年のこと。ラングドックで最も古いアペラシオンです。
約500を数える生産者は、赤ワインだけを造っています。
アペラシオンはナルボンヌとスペインの間の9つの村を含み、2つの異なった特徴の風土に分別されます。
1つはコルビエール近くの内陸地、もう1つはムールヴェードル種に適した沿岸地域です。この地のアペラシオンを名乗るワインには、ほかにグルナッシュ種、カリニャン種、シラー種などの使用も認められており、ブラックベリー、カシス、なめし皮、焼けたアーモンドや黒胡椒などの芳香が複雑に香る、重厚なワインが生み出されます。
AOC格付けの資格を得るには、ワインを最低11ヵ月熟成させる必要があります。
ドメーヌ・ドゥ・ラ・ロシュリエール
地理 ドメーヌ・ドゥ・ラ・ロシュリエールの15haのブドウ畑は、南仏オード県南部、ピレネー・オリエンタル県との県境、コルビエール山塊の支脈に位置し、AOCミュスカ・ドゥ・リヴザルト地区のシーブル湾を望みます。 歴史 ドメーヌ・ドゥ・ラ・ロシュリエールは4世代続く、土地に根ざした家族経営のドメーヌです。 現在の後継者、ジャン・マリ・ファーヴルは、ブドウの品質向上のため、クージニー(COUSINIE)と呼ばれる栽培方法を採用しました。この方法では有機無機複合肥料を使って栽培を行います。 ギド・アシェット・デ・ヴァンの常連で、2008年のワインコンクールでは2つの金メダルと銀メダルを獲得しています。 土壌 この地の気候の特徴として挙げられるのは、フランスで最も日照時 ...
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