コート・デュ・ローヌ
リヨンとアヴィニヨンの間を走るローヌ河は、いくつもの村と丘が連なるアルプス山脈と中央山地を通り、地中海方面へと流れています。
AOCコート・デュ・ローヌがフランス第二のアペラシオンになり得たのは、1500のワイン生産者と75の協同組合、そして40のネゴシアンの功績によるものです。
この地域の北側は大陸性気候の影響を受け、一方、南側に位置するアヴィニヨン周辺の美しい地域では、地中海気候の太陽が大きく影響しています。
また、地中海沿岸に吹き付ける強い北風、ミストラルも、この地のブドウが育つのに一役買っています。
ブドウ畑は小石や砂、丸い石の多い粘土質の土壌にあり、この地域で造られる95%が赤ワインです。グルナッシュ種、シラー種、ムールヴェードル種の3つの主要なブドウ品種がブレンドされており、色づきが良く、芳香が豊かで、たいへんにしなやかな印象のワインです。黒い果実やスパイスのアロマが特徴です。
ドメーヌ・デュ・グロ・パタ
ドメーヌの名前の由来 昔、この地域の人々は境界線を越えて隣町に行くために「パタ」というプロヴァンスのコインを払わなければなりませんでした。グロ・パタの家はヴェゾン・ラ・ロメーヌの町の境界線近く、木板でできた壁に面して位置していたことから、「パタ」の名が付きました。 地理 南仏ヴァレ・デュ・ローヌのドメーヌであるドメーヌ・デュ・グロ・パタは、ヴィルデューの街道の走るヴェゾン・ラ・ロメーヌの町に位置しています。ここには、ジゴンダス、ケランヌ、セグレ、ラストー、ロエ、サブレ、ヴァルレ、ボーモン・ドゥ・ヴニーズといった村々があり、プロヴァンス地方の象徴ともいえる荘厳なヴェントゥー山を望んでいます。 歴史 ドメーヌ「ル・グロ・パタ」は、それこそが家族4世代の歴史です。ドメー ...
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